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気になる言葉

2015年3月23日 (月)

「なぜ?」って聞かれたら、「…から」と答える。これ常識!

ブログを更新するのは、いつ以来だろう(笑)

きょうは、きょうかい健保から届いた「お知らせ」がトホホだった件です。


事業主や加入者に伝えたい「平成27年4月分(5月納付分)」から保険料率が150323_161201、以下のように改定されるという記事が1面に。

【1】健康保険料率は9.97%で据え置き
【2】介護保険料率は1.72%から1.58%に引き下げ

で、2面には以下の文章が。
Qなぜ都道府県によって保険料率が違うのでしょうか?
Qなぜ全国平均の保険料率は10.0%に据え置かれるのに、都道府県ごとの保険料率は変わるのでしょうか?

「Q」に対する「A」がないのも気になるけど、「なぜ」と聞かれているのに「…から」と答えが書かれていないことが、気になって気になって。
この全国共通部分を書いたのは、全国健康保険協会本部(千代田区九段北4)だろうね。

Q保険料は何に使われているのですか?と聞かれたら「…に使われています」答える。
Q今後、保険料率はどうなるのですか?と聞かれたら「(こう)なります」と答える。
これも常識。

結局Q&Aは全滅。

全国健康保険協会本部は非常識だった、というリポートでした。おしまい。

つづく


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2014年5月16日 (金)

気になる「初心貫徹」

きょうの【気になる言葉】は「初心貫徹」は誤用!?

Gは「初志貫徹」派。「初心」は「初心に返る」「初心忘るべからず」という形では使いますが。
Gが使っている日本語入力システムで「初心貫徹」と入力すると、≪「初志貫徹(しょしかんてつ)の誤り」≫と注意されちゃいます。

国語辞典で用例を調べてみましたが、以下のとおり「初心貫徹」は見つかりません。
でも、【3】【4】の用例から「誤用」とまで言わない方がよさそうですね。気になりますが^^;
------------------------------
【1】「初志貫徹」…『三省堂国語辞典』『明鏡国語辞典』『デジタル大辞泉』
【2】「初志を貫徹する」…『新明解国語辞典』『デジタル大辞泉』『大辞林』
【3】「初心を貫徹する」…『新明解国語辞典』
【4】「初心を貫く」…『デジタル大辞泉』
------------------------------

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つづく


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2014年5月 3日 (土)

気になる「汚名挽回」

きょうの【気になる言葉】は「汚名挽回(ばんかい)」は誤用じゃないのか、です。

Gは「汚名返上」を使い、「汚名挽回」は使いません。

【1】『朝日新聞の用語の手引』【2】『記者ハンドブック』【3】『NHK間違いやすい日本語ハンドブック』すべて、「汚名返上」が正しく「汚名挽回」は誤用としているからです。

【3】には以下のような解説があります。
------------------------------
「汚名挽回」は、二つの言葉が一緒になってしまった間違い=「混交表現」の代表例です。
この場合「汚名返上」と「名誉挽回」が混ざってしまったのですね。
「挽回」は、元の状態に引き戻すことですから、「汚名挽回」というと、不名誉な評判を引き戻すことになり、逆の意味になってしまいますね。
------------------------------

このことから、報道機関に準拠する役所や企業の広報担当は、「汚名返上」を使うべきだと考えます。


でも、最新の『三省堂国語辞典第七版』は、「『汚名挽回』=汚名を着た状態をもとどおりにすること。『汚名を取り戻すこと』ではなく、誤用でない」と言い切っています。

代表的な国語辞典は、意見が分かれています。

■「汚名挽回」誤用派
・『デジタル大辞泉』…誤用
・『新明解国語辞典』…用例は「汚名返上」
■「汚名挽回」容認派
・『三省堂国語辞典第七版』…誤用ではない
■中間派
・『明鏡国語辞典』…「汚名挽回」は誤用である/誤用でないの両説がある
【参考】
『明鏡国語辞典』「挽回」の<語法>
「汚名を挽回する」など、「~を」にくるものを払いのけて、もとのよい状態を取り戻すために巻き返しを図ることの意でも使われる。「汚名挽回」を誤用とする説は、この用法を認めない。


文化庁は、平成16年度「国語に関する世論調査」で「汚名挽回」を間違った言い方としています。
------------------------------
「前回失敗したので今度は―しようと誓った」という場合に、
(1)本来の言い方である「汚名返上」を使う人が38.3パーセント
(2)間違った言い方「汚名挽回」を使う人が44.1パーセント
------------------------------
注目すべきは、間違った言い方「汚名挽回」を使う人の方が多いということ。

将来、「汚名挽回」が「汚名返上」することになるのかもしれません。


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2014年4月20日 (日)

気になる「配布」と「配付」

きょうの【気になる言葉】は、「配布」と「配付」の違いです。
あなたは、「配布」と「配付」を使い分けていますか?

まずは使い分けをしている国語辞典の解説から。
------------------------------
【1】『デジタル大辞泉』
「配布」配って広く行き渡らせること。
「配付」配って各人の手に渡すこと。
【2】『明鏡国語辞典』
「配布」多くの人に行き渡るように配ること。
「配付」一人一人に配って渡すこと。法令では「配付」「配布」を区別せず「配布」を使う。
------------------------------

次はほとんど「配布」に統一している報道文(広報文)の解説。
------------------------------
『記者ハンドブック』&『朝日新聞の用語の手引き』
「配布」
「配付」→統一用語「配布」
『NHK放送文化研究所』の「ことば(放送用語)」
あるモノを「特定の人々に配る」ことを「配付」、「広く一般に配る」ことを「配布」
と表記しています。
------------------------------

最後は原則として「配布」を使う法令文の解説です。
------------------------------
『法令における漢字使用等について』(平成22年11月30日内閣法制局長官決定)
「配付」は交付税及び譲与税配付金特別会計のような特別な場合についてのみ用いる。
それ以外の場合は「配布」を用いる。
<参考>『有斐閣法律用語辞典』
「配布」広く多数の人に配ること。
「配付」書類、物品、金銭などを配り渡すこと。
------------------------------

広報文の校正・校閲をしているGは、意識して「配布」を使っています。
でも、特定少数に配るときは「配付」、不特定多数に配るときは「配布」と区別したい
というのが本音です。

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2013年10月 4日 (金)

気になる「香ばし」と「芳し」

Facebookの投稿で【気になる言葉】を見つけました。


ここでクイズです。

「大成する人は幼少のときからすぐれている」という例えに使われるのは、
【1】【2】のどっち?

------------------------------
【1】栴檀は双葉(二葉)より香ばし(せんだんは ふたばより こうばし)

【2】栴檀は双葉(二葉)より芳し(せんだんは ふたばより かんばし)
------------------------------


どなたかに「【1】ですな」と言われた社会保険労務士のMさんは、
投稿で「正しくは【2】だそうです」と書いていました。

Gも使うなら【2】です。


でも、ちょっと気になりデジタル大辞泉で調べてみました。

------------------------------
■こうばし・い〔かうばしい〕【香ばしい/▽芳ばしい】

[形][文]かうば・し[シク]《「かぐわしい」の音変化》

1 よい香りがする。多く、食物を煎(い)ったり焼いたりしたときの、好ましい香りにいう。「―・いほうじ茶の香り」
2 見た目や印象などがすばらしい。りっぱである。「薄色の衣のいみじう―・しきをとらせたりければ」〈宇治拾遺・一二〉
3 望ましく思う。心が引かれる。「姿、みめありさま、―・しくなつかしきこと限りなし」〈宇治拾遺・六〉
------------------------------

------------------------------
■かんばし・い【芳しい/×馨しい/▽香しい】

[形][文]かんば・し[シク]《「かぐわしい」の音変化》
1 においがよい。こうばしい。「―・い花の香り」「栴檀(せんだん)は双葉より―・し」
2 (多く打消しの語を伴って用いる)好ましいもの、りっぱなものと認められるさま。「成績が―・くない」
------------------------------

【香ばしい/▽芳ばしい】は「よい香りがする」
【芳しい/×馨しい/▽香しい】は「においがよい」
と、どちらも同じ意味です。

違いは以下の2つ。
------------------------------
「こうばしい」の常用漢字は「香」で送り仮名は「ばしい」
「かんばしい」の常用漢字は「芳」で送り仮名は「しい」
------------------------------


どちが一般的かと言われれば【2】のように思いますし、
ちょっと国語辞典を調べた限りでは【1】はありません。
やはり【2】を使うべきなんですかね~


念のため古語辞典(学研全訳古語辞典)で調べてみました。
すると、ありましたよ【2】の【栴檀は二葉より香ばし】が。

------------------------------
大成する人は幼少のときからすぐれているというたとえ。
▽栴檀は発芽のころから早くも香気を放つことから。
【出典】平家物語 一・殿下乗合
「せんだんはふたばよりかうばしとこそ見えたれ。既(すで)に十二三にならむずる者が、今は礼儀を存知(ぞんぢ)してこそふるまふべきに」
[訳] 栴檀は二葉より芳(かんば)しいと言われている。すでに十二、三歳になろうとする者が、もう礼儀を心得てふるまうべきなのに。
------------------------------

[訳] が「栴檀は二葉より芳(かんば)しいと言われている」となっていますので、現代語では【2】を使った方がよさそうです。
ただし【1】は間違いと言わない方がいいかと思いますね。


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2013年9月18日 (水)

気になる「なそう」と「なさそう」(その2)

きょうも「なそう」と「なさそう」の使い分けについて解説します。

前回、「『な』(『ない』の語幹)と『そう』(『そうだ』の語幹)の間に『さ』を入れるか入れないかは、『ない』が【1】助動詞なのか【2】形容詞(補助形容詞)なのかで判断します」と書きました。

文法上のルールは以下のとおりでしたよね。
------------------------------
【1】「ない」が助動詞の場合…「さ」を入れない

【2】「ない」が形容詞(補助形容詞)の場合…「さ」を入れる
------------------------------


そのためには「ない」が助動詞なのか形容詞(補助形容詞)なのか判別する必要があります。

一般的な判別法は次のとおりです。

■「ない」の判別法(その1)
------------------------------
【1】助動詞:「ない」を「ぬ」に置き換えられる。
<例> 私は行かない。→ 私は行かぬ。
【2】形容詞:「存在の否定」の意味
<例> お金がない。
【3】補助形容詞:直前に「は」が入る
<例> 悲しくない。→ 悲しくはない。
------------------------------

でも、これでは判別できないケースもあります。

例えば「人はいない」。

この「ない」は助動詞です。
でも、「ない」を「ぬ」に置き換え「人はいぬ」にすると変ですよね(笑)


そこで、「ない」が自立語(形容詞)なのか付属語(助動詞)なのか、文節に区切って判断します。

「ネ」を入れて読んでみて、自然に区切れるところが「文節」でしたよね。
「人はいない」に「ネ」を入れて読んでみると、「人は(ネ)/いない(ネ)」になります(ネ)。

この「ない」は、文節の最初に来ていないので付属語(助動詞)だと分かります。

確実なのは、以下の方法です。

■「ない」の判別法(その2)
------------------------------
【1】文節に区切ったとき文節の最初に来る「ない」は形容詞(自立語)
<例> 「お金が/ない」
【2】文節に区切ったとき文節の最初に来ない「ない」は助動詞(付属語)
<例> 「私は/行かない」
【3】直前に「は」が入れば補助形容詞
 悲しくない。→ 悲しくはない。
------------------------------

おまけ
「せつない」や「さりげない」はそれだけで一つの形容詞。「ない」は形容詞の一部でしかありません。

【参考】
『的確につかむ文法の学習』(浜島書店)
『中学国語のツボ』http://www.geocities.jp/nm3032nakatsu/index.html


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2013年9月17日 (火)

気になる「なそう」と「なさそう」(その1)

無料のブログ、無料のTwitterやFacebookなどSNSの登場で、誰でも手軽に気軽に自分の書いた文章を発信できるようになりました。
そのため、Gもよくやる誤字・脱字はもとより、敬語や文法の誤り、慣用句や表現・表記の誤用を目にする機会が格段に増えました。

もちろん、みなさんが書いている文章にいちいちケチをつけるつもりはありません。

ただ、文章のプロとなると話は別。
ここでいう文章のプロとは、書籍を何冊も出している著者や有料の文章セミナーを開催している方、文書(文章)を作成して報酬をもらっている士業や、アナウンサー、コメンテーターなどのことです。

そいう文章のプロが書いたり話したりしている「気になる言葉」。
実は、それについてコメントしたものが、このブログの【気になる言葉】なんです。


前置きが長くなってしまいましたね。

Twitterの投稿を読んでいて気になった「動いていなさそう」。
Gは感覚的に「動いていなそう」と「さ」を入れずに使っています。
普段、みなさんはどちらを使っていますか?

きょうは、「なそう」と「なさそう」の使い分けについて、「動いていなさそう」と「動いていなそう」を例に見ていきましょう。


結論からいいますと、「動いていなさそう」は学校文法的には誤りです。
正しくは「動いていなそう」です。


「な」(「ない」の語幹)と「そう」(「そうだ」の語幹)の間に「さ」を入れるか入れないかは、「ない」が【1】助動詞なのか【2】形容詞(補助形容詞)なのかで判断します。
------------------------------
【1】「ない」が助動詞の場合…「さ」を入れない

【2】「ない」が形容詞(補助形容詞)の場合…「さ」を入れる
------------------------------


「動いていない」の「ない」は打消しの『助動詞』です。
だから「な」と「そう」との間に「さ」を入れずに「動いていなそう」とするのが文法的には正しいことになります。


「ない」が助動詞か形容詞(補助形容詞)か判別する方法についてはまた後日。


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つづく


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2013年9月 6日 (金)

気になる「特別職」と「一般職」

Gの同僚(小田順子)、9月1日付で柏崎市広報専門官に任命されました。

広報専門官を置く自治体は全国的にも珍しく、たぶん神戸市に次いで2番目。
そのため、2日の辞令交付には、たくさんの報道機関が取材に来たようです。

▼BSN新潟放送のニュース
http://www.ohbsn.com/news/detail/kennai20130902_2914951.php

彼女の身分は非常勤の「特別職」。
勤務は原則週2日で任期は来年3月31日までです。


「特別職」ということは、当然「一般職」があるわけです。
きょうは、市区町村※1を例にその違いを解説します。

『有斐閣 法律用語辞典』の「特別職」には
------------------------------
その職務の特別な性質から、法律上、一般の公務員(一般職)とは異なる取り扱いをする必要がある職。
地方公務員法は適用されず、一般的な規定はない。
------------------------------
と書いてあります。


さらにその違いを『特別区職員ハンドブック2011』(時事通信出版局)を参考に解説します。

■特別職
法律に制限列挙されている職で、次の3種類に分けることができます。

【1】住民または議会の信任が必要な職
(1)公選によるもの…市区町村長、市区町村議会議員、農業委員会の一部の委員
(2)議会の選挙によるもの…選挙管理委員会の委員
(3)議会の同意によるもの…副市区町村長、監査委員、教育委員会の委員、人事委員会または公平委員会※2の委員
【2】市区町村の事務に専ら従事しない職※3
審議会などの臨時または非常勤の委員。臨時または非常勤の顧問、参与、調査員、嘱託員など。非常勤の消防団員、等。
【3】任命権者が任意に任用する職
市区町村長などの秘書で条例で指定するもの。

■一般職
特別職以外のすべての職で、市区町村では以下の職をいいます。

(1)市区町村長の補助機関である常勤職員
(2)行政委員会※4事務局の常勤職員
(3)議会事務局の常勤職員
(4)市区町村立学校・幼稚園の常勤職員(県費負担教職員※5を除く)


<用語解説>
------------------------------
※1市区町村
市区町村の「区」とは、特別区(東京23区)のことです。

※2人事委員会または公平委員会
●人事委員会設置自治体:政令市
●人事委員会または公平委員会設置自治体:人口15万人以上の市と特別区
●公平委員会設置自治体:人口15万人未満の市、町、村等

※3市区町村の事務に専ら従事しない職
非常勤特別職の柏崎市広報専門官はこれに当たります。

※4行政委員会
教育委員会、選挙管理委員会、人事委員会または公平委員会、監査委員、農業委員会、固定資産評価審査委員会。

※5県費負担教職員
都道府県が給与を負担している市区町村立小・中学校などの教職員のこと。
------------------------------

ちょっと難しかったですかね。


【補足】

「教育長」は一般職。特別職ではありません。<行政実例>

公立学校でいじめによる自殺があったときなどに、必ず記者会見に登場する「教育長」。
教育長は教育委員の1人です。
教育委員会トップの「教育委員長」やほかの委員が非常勤で特別職なのに対し、
教育長は常勤で教育委員会事務局のトップです。

「教育長」と「教育委員長」の違い。一般の方にはとてもわかりづらいですよね。


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2013年9月 5日 (木)

気になる「すべからく」

以前、Twitterでつぶやいた「すべからく」の誤用。

多くの方が「すべからく」を本来の意味である「当然」ではなく、「すべて」の意味で使っているのを目にします。
著名なビジネス書の著者すら「すべて」の意味で使っています。


「デジタル大辞泉」には、次のように書かれています。

------------------------------

[副]《動詞「す」に推量の助動詞「べし」の付いた「すべし」のク語法から。漢文訓読による語》
多くは下に「べし」を伴って、ある事をぜひともしなければならないという気持ちを表す。
当然。「学生は―学問を本分とすべきである」

[補説]近年、「すべて」の意で使う例が多くあるが、誤り。
文化庁が発表した平成22年度「国語に関する世論調査」では、
「学生はすべからく勉学に励むべきだ」を、本来の意味である「当然、ぜひとも」で使う人が41.2パーセント、
間違った意味「すべて、皆」で使う人が38.5パーセントという結果が出ている。

------------------------------

以下は、平成22年度「国語に関する世論調査」で間違った意味で使っている人の割合(パーセント。以下「%」)を年代別にみたものです。

【1】16~19歳…40.0%
【2】20代…42.0%
【3】30代…54.4%
【4】40代…49.0%
【5】50代…44.8%
【6】60代…31.8%

本来の意味で使っている人の割合が、誤っている人の割合を上回っている年代は、60代のみです。


このような状況になってくると、Gも声高に「それは誤用です」と言いにくくなります(笑)

こうした誤用を避けるためには、「難しい表現」や「文語的表現」を使わないこと。
これが1番です。


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2013年9月 3日 (火)

気になる「子ども」と「子供」

ことし7月中旬、文部科学省はそれまで公文書で使ってきた「子ども」という表記を「子供」に変更したそうです。

ことし3月の通常国会で、ある議員から「小学生は『子供』と学んでいる」「(漢字とかなの)交ぜ書きは国語を破壊する」などの指摘があったのを受け、本年度に入って省内で協議した結果、変更することになったようです。 (2013/08/30【熊本日日新聞】)


「過ちては改むるにはばかることなかれ(論語)」といいますが、一議員の指摘にいささか過剰反応では、と思うのはGだけでしょうか。

■「小学生は『子供』と学んでいる」のか
小学校学習指導要領の「別表 学年別配当表」では、「子」は第一学年に「共」は第四学年に配当されています。このことから4年生以上は「子供」と学んでいるといえます。でも「共」を習っていない3年生以下は「子供」と書けませんよね。

■「(漢字とかなの)交ぜ書きは国語を破壊する」のか
そのような意見があるようです。国立国語研究所サイトの「よくある『ことば』の質問」には、「語義を漢字から直感できない,とか,書き手が読み手の程度に合わせてやっている,という態度を感じさせるなど,素直に読めない,いわば『わだかまり』のようなものを生じやすい,という報告はあります」と書かれていました。でも本当に「交ぜ書きは国語を破壊する」のでしょうか。


お役所では「常用漢字」を使用するのが原則です。

これは常用漢字表にない漢字や音訓は使わないということです。
「必ず常用漢字表にある漢字を使って書かなければならない」ことを意味しているわけではありません。

もちろん常用漢字の「子供」を使うことはまったく問題ありません。

しかし、文科省に限らず、ほとんどのお役所が「子ども」や「こども」を使っているのが実態です。それは各省庁のサイトを見ればわかります。


「報道(広報)文」も「子供」は使わないというルールにはなっていません。

記者ハンドブック新聞用字用語集』(共同通信社)は、「こども (小共)→子供・子ども〔注〕一般には『子ども』が多く使われている。祝日は『こどもの日』。」と「子供」と「子ども」を併記していますが。

ちなみにGは、役所の広報担当時代も今も、「子ども」と書いています。


【結論】

「よくある『ことば』の質問」(国立国語研究所)にあるように、「漢字で書くか,仮名で書くか,についていえば,有る限りの漢字をできるだけ総動員して書かねばならない,とか,全体で何パーセントの漢字含有率を目指して書かねばならない,などという決まりも,(新聞社内の基準や,読みやすさの目安にこそあれ,)公的な規則としてあるわけではありません。ですから実は「子供」でも「子ども」でも「こども」(因みに,国民の祝日は「こどもの日」と書きます。)でもよい」のです。


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