気になる「受験」と「受検」
【気になる言葉】シリーズ第28回。きょうは、「受験」と「受検」の違いです。
違いはとても簡単。
「受験」は試験を受けること。
「受検」は検査・検定を受けること。
いわゆる「大検」は、旧大学入学資格検定(大検)は「受検」、現行の高等学校卒業程度認定試験は「受験」です。
資格を例にあげると以下のようになります。
「受験」
行政書士/宅地建物取引主任者/社会保険労務士/個人情報保護士/特殊無線技士
「受検」
・国際コミュニケーション英語能力テスト(TOEIC)
・実用英語技能検定(英検)※
・工業英語能力検定試験(工業英検)※
・日本漢字能力検定(漢検)
・実用数学技能検定(数学検定)
※実施機関は「受験」と書いていますが、本来は「受検」とすべきです。
■受験
【解説】
・試験を受けること。「大学を―する」「―シーズン」(デジタル大辞泉)
・試験を受けること。「-生」「-料」(広辞苑)
■受検
【解説】
・検査・検定を受けること(デジタル大辞泉)
・検査・検閲・検定などを受けること(広辞苑)
「大検」とは
高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)のこと。
高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験。合格者には大学・短大・専門学校や資格試験の受験資格が与えられます。
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つづく
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