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育児

2009年10月16日 (金)

どうなる子ども手当の負担

 国の2010(平成22)年度予算の概算要求が15日締め切られました。
 厚生労働省の概算要求額は、今年度比約3.7兆円(14.8%)増の28兆8894億円。

 これは、民主党がマニフェストに掲げる「子ども手当」などを盛り込んだため。
 中学校修了前の子ども1人当たり10(平成22)年度は月1万3千円、11(平成23)年度からは月2万6千円が支給されるというものですが、満額支給には約5.3兆円が必要です。

 同手当は当初全額国庫負担の予定でしたが、概算要求には「事業主や地方自治体の負担は予算編成過程において検討する」と明記されたとのこと。
 これは、予算総額を減らしたい財務省の意向が働いたものと言われていますが、負担を求められることになる企業や地方自治体の反発は必至で、財務省の査定で同手当の負担がどうなっていくか注目されます。でも廃止される現行「児童手当」の財源を国、地方、企業※が負担していたことを考えれば、個人的には全額国が負担しなければならないとは思いませんが…

 ちなみに、小学校修了前の子どもが対象の現行「児童手当」は、第1・2子は1人当たり月5千円(3歳未満は月1万円)、第3子以降は1人当たり月1万円が支給されていますが、所得制限があり支給総額は約1兆円です。

※児童手当拠出金
 厚生年金保険適用事業所の事業主は、児童手当法に基づき、厚生年金被保険者の標準報酬月額・標準賞与額の0.13%を児童手当拠出金として健康保険料・厚生年金保険料と一緒に納めています。同拠出金は1.児童手当支給費用(3歳未満の子どもへの支給費用の10分の7)と2.児童育成事業費用に充てられています。

 ところで、長妻厚労相はきょうの閣議後の記者会見で、民主党のマニフェストでうたっていた年金保険料の事務費(約2千億円)への使用禁止を来年度は見送る方針を表明したそうです。
 概算要求には盛り込まなかった理由は、財源のめどが立たなかったため。

 つづく

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2007年6月10日 (日)

一人息子を事務所開きに呼んだ訳

 きょう、初めてプライベートなことを書きます(ちょっと長くなりますがお許しください) 。
 Gには21歳になったばかりの息子が1人います。彼を8日の「チャリティーコンサート&事務所見学会の夕べ」(以下「事務所開き」と書きます)に呼びました。
 彼は今、某大手進学塾で小・中学生を相手に理科と算数(数学)の時間講師をしています。
 金曜日の夜は塾の授業が2コマあるので事務所開きに来ることは無理でした。でも、Gは彼にぜひ来てくれと頼んだのです。
 彼はなんとか直前に代講を見つけ、1コマだけ授業をした後事務所開きに駆けつけてくれました。

 G、実は彼が小学校の6年生になるまで彼と遊んであげたことはほとんどありません。
 連日残業で(その後飲みに行くことが多かったのは事実ですが…笑)横浜の自宅に帰るのはいつも深夜(午前様)。月に何日も(役所に泊まり込んでHPのリニューアル作業をしていた広報課時代は別にして)役所やカプセルホテルに泊ってましたね。
 彼は小さい頃たまに会う私に「パパ、また来てね~♪」ってホント言っていたぐらいです。

 彼は、小さい頃から自然に恵まれた環境の中で遊んで育ちました。
 勉強なんかしませんし、塾にも習い事にも行きません(私も「小学生は遊ぶのが仕事だ~!!!」と言ってましたが、本人が「行きたい」って言えば行かせましたよ…笑)。

 高学年になった彼はグラウンドで紙飛行機を飛ばしているおじさんと仲良くなります。おじさんは何度も紙飛行機の材料を持って学童クラブに足を運んでくれ、子どもたちに紙飛行機の作り方、飛ばし方を教えてくれました。
 中学生になり塾に通い出した彼は、図書館でそのおじさんが書いた何冊かの本(物理学や航空力学の本だと思いますが)を見つけます。「おじさんって、すごい有名な先生だったんだね」って彼が言うと、おじさんはニコッと笑ったそうです。

 それがキッカケかどうかわかりませんが、理科が好きだった彼は出身中学から誰も進んだ者がいない高専(5年制)に入学し化学を専攻します。
 しかし3年まではインターハイを目指し陸上部で部活三昧。
 その彼もこの春高専を卒業。でも進学も就職もせず、時間講師をしながらカフェ学校に通っています。
 「塾で一番下のクラスの子たちを全員中間クラスに上げたんだよ」って得意気に話す彼に、「それはすごいね~。何か秘訣があるの?」と聞くと、「自分が勉強できなかったから、わからない子の気持ちや何がわからないのかが他のどの講師よりもよくわかるんだよ」と話してくれました。なるほど納得。確かに彼、中学入学時の偏差値が40でしたから…^^;

 その息子が最近いろいろな面で天狗になっている点が父親としては気になってました。それで世の中にはこんなにすごい人たちがいるんだってことを知ってほしくて、事務所開きに呼んだ訳です。
 2次会で歌って踊る日本を代表する人たちを見て、少しはわかってくれたかな~(笑)

 おまけ
 彼が小学校入学前によく遊んでくれたお兄さんたち(区役所の同期IさんとSさん)に会え、息子も嬉しかったようです。
 「あそこにいるのIさんとAさんだよね♪」って言われ、「そうだよ」って答えたG、Sさんを旧姓のAさんと紹介してしまいましたm(_ _)m

 つづく

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