デス族の台頭
「デス族」がますます増えてきているそうです。
NHK放送文化研究所の田中・伊式氏によれば、「デス族」の特徴は2つ。
1.「~なんてこと、ありません?」と聞くと、「ないです」と「形容詞+です」の形で答える
2.動詞を使って表現すべきところを、「名詞+です」の形にする
ちなみに「マス族」は、1.の質問に「ありません」と答えます。
もうおわかりですね。
「デス族」の「デス」は「ですます体」の「です」、
「マス族」の「マス」は「ですます体」の「ます」のことです。
田中氏が挙げていた2.の例。
(1)「(両親に)感謝しています」を「(両親に)感謝です」と言う※1
※1 たぶん結婚披露宴での新郎(新婦)のスピーチ
(2)「(○○行きが)到着します」を「(○○行きの)到着です」と言う※2
※2 ホームでの駅員さんの生アナウンス
(3)「(平常通り)運転しています」を「(平常通りの)運転です」と言う※3
※3 朝のニュース番組・電車の運行状況を伝えるコーナー
「マス族」のはずのG、最近「デス族」になりつつあることに気づき、がくぜんとしました。
と言うのは、普段「了解いたしました」か「了解しました」と書いているメール、親しい人には「了解です」と書いていたからです。
そのうちGも、コテコテの「デス族」になってしまうかも(笑)
【気になる言葉】メニューページ(別窓で開きます)
つづく
■届け出・手続き・申請は「役所屋本舗」へ■
「役所屋本舗」は、司法書士、税理士、行政書士・社会保険労務士と広報コンサルタントが「日本一役に立つ事務所」を目指します。
« 意外と知らない本格焼酎の意味 | トップページ | 気になる「信憑書類」 »
「気になる言葉」カテゴリの記事
- 「なぜ?」って聞かれたら、「…から」と答える。これ常識!(2015.03.23)
- 気になる「初心貫徹」(2014.05.16)
- 気になる「汚名挽回」(2014.05.03)
- 気になる「配布」と「配付」(2014.04.20)
- 気になる「香ばし」と「芳し」(2013.10.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント