気になる「被疑者」と「容疑者」
【気になる言葉】シリーズ第17回。法律用語の国語辞典的解説です。
きょうは「被疑者」と「容疑者」について。
どちらも、捜査機関から罪を犯したのではないかと疑いをかけられている人(起訴されていない人)のこと。
法律用語が「被疑者」で一般用語(報道用語)が「容疑者」。
■被疑者
【解説】
・犯罪の嫌疑を受けて捜査の対象となっているが、起訴されていない者。容疑者(デジタル大辞泉)
※起訴された人は「被告人」(法律用語)
■容疑者
【解説】
・犯罪の疑いをかけられた者。法律では「被疑者」という(デジタル大辞泉)
※起訴された人は「被告」(一般用語・報道用語)
<参照>気になる「被告人」と「被告」(別窓で開きます)
【気になる言葉】メニューページ(別窓で開きます)
つづく
■届け出・手続き・申請は「役所屋本舗」へ■
「役所屋本舗」は、司法書士、税理士、行政書士・社会保険労務士と広報コンサルタントが「日本一役に立つ事務所」を目指します。
« 気になる「提示」と「掲示」 | トップページ | 気になる「公聴」と「広聴」 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 【朝令暮改】(2014.11.26)
- 中山マコト先生による小田順子論!?(2013.09.23)
- 気になる「エチケット」と「ラベル」(2013.08.08)
- 意外と知らない本格焼酎の意味(2013.03.28)
- 米国企業の採用試験で門前払いされない方法(2012.10.16)
「気になる言葉」カテゴリの記事
- 「なぜ?」って聞かれたら、「…から」と答える。これ常識!(2015.03.23)
- 気になる「初心貫徹」(2014.05.16)
- 気になる「汚名挽回」(2014.05.03)
- 気になる「配布」と「配付」(2014.04.20)
- 気になる「香ばし」と「芳し」(2013.10.04)
「法律用語」カテゴリの記事
- 気になる「特別職」と「一般職」(2013.09.06)
- 気になる「行政区画」と「行政区」(2013.04.21)
- 拾った財布を交番に届けたばかりに(2012.09.25)
- 気になる「又は」と「若しくは」(2012.07.15)
- 気になる「及び」と「並びに」(2012.07.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント