気になる「校閲」と「校正」
【気になる言葉】シリーズ第9回。
きょうは、「校閲」と「校正」の使い分けです。
広報課の方や文筆家には常識といえる言葉も、ちょっと紛らわしいですよね。
印刷物に限定していうと、「原稿」の誤り・不備な点を正すのが「校閲」で、「ゲラ刷り」の誤りを正すのが「校正」。
ちなみに「誰も教えてくれなかった公務員の文章・メール術」に書かれているGおすすめの「3ステップ校正法」。この「校正」は、「推敲(すいこう)」と「校閲」の意味で使われています。「使わないと損!ワープロソフトの校正機能」もおすすめコンテンツです。
詳しくは、以下の解説をお読みください。
■校閲
【解説】
・文書や原稿などの誤りや不備な点を調べ、検討し、訂正したり校正したりすること。「専門家の―を経る」「原稿を―する」(デジタル大辞泉)
・しらべ見ること。文書・原稿などに目をとおして正誤・適否を確かめること。「原稿を―する」(広辞苑)
■校正
【解説】
1.文字・文章を比べ合わせ、誤りを正すこと
2.印刷物の仮刷りと原稿を照合し、誤植や体裁の誤りを正すこと。「ゲラ刷りを―する」
(デジタル大辞泉)
1.文字の誤りをくらべ正すこと
2.校正刷を原稿と引き合わせて、文字の誤りや不備を調べ正すこと
(広辞苑)
おまけ
きょう午前、広報コンサルタント・小田順子の新刊本の「初稿」が事務所に届きました。
今回も「付録」を執筆したG、本体部分の「校正」も担当しています。「校閲」が完璧(ありえないですけど)でなかったため、この段階で校閲もすることに(編集者さん、ごめんなさい)。
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つづく
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「役所屋本舗」は、司法書士、税理士、行政書士・社会保険労務士と広報コンサルタントが「日本一役に立つ事務所」を目指します。
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