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2010年12月28日 (火)

企業年金180万人分(3000億円)が不明

 今年3月末時点で持ち主がわからない企業年金資産が、約180万人分(約3000億円)あることがわかりました。
 転退職後の移管手続きや年金等の申請をしないことが主な理由で、手続きをしない限り受け取ることはできません。

 宙に浮いた企業年金の内訳は以下のとおり。

1.企業年金連合会
・対象者※1:144万人・資産額:1579億円
2.厚生年金基金
・対象者※2:14.3万人・資産額:1008億円
3.国民年金基金連合会
・対象者※3:21.7万人・資産額:456億円

※1転退職したため厚生年金基金の受給資格がない人
※2厚生年金基金の受給資格があるのに請求しない人
※3転退職時に確定拠出年金の移管手続きをしなかった人

 年金等の請求手続きは、原則としてご自分でしなければなりません。
 ところが、その手続きや仕組みを知らなかったり、請求書が届いても提出しなかったりする方が多いのだと思います。最も多いのは、転居先不明で請求書が届かないケースも多いのではないかかと思いますが。

 共通番号制度が導入され、年金が一元管理されるようになれば、こうした問題は起こらないはずです。しかし、それは将来的な話。

 心当たりのある方は、まず加入期間がわかる書類を捜しましょう。
 それから問い合わせをしてくださいね。

 つづく

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