中3、盗作を理由に詩のコンクールで受賞取り消し
複数の詩のコンクールで最高賞を受賞した秋田県の中学3年の女子生徒が、盗作を理由に受賞が取り消されて話題になっています。
主催者の1つ、前橋市は
「『若い芽のポエム』では08年にも小学生の部で、最高賞受賞作が盗作だったと判明。このため市は(1)作品が自作かどうかを応募者に確認する(2)授賞作品はインターネットで作品名や内容を検索する--との対策を講じてきた。市は「ネット検索を強化するなど再発防止に努める」としているが『大多数は子供たちが一生懸命書いたもの。盗作を疑って自作かどうか、何度も尋ねることはできない』と話している」(2010年10月20日毎日新聞地方版)
とのこと。
しかし、市はどのようにネット検索したのでしょうね。手書きの入賞作品(90編)をOCRソフト(まさか職員が手打ち?)で電子データ化できたとしても、『コピペルナー』などのソフトを使わなければ、盗用の有無や程度の判定ができないのでは。市は、内容のネット検索は十分できていなかった。だから「盗作を疑って自作かどうか、何度も尋ねることはできない」と言っているような気も。
小学生から大学生まで、宿題や作文、レポート、論文にいたるまでコピペ全盛と聞きます。
盗作などを防ぐため、こうしたソフトを導入する学校等が増えていくことになるのかもしれません。
■コピペ判定支援ソフト「コピペルナー 」とは
コピペルナーは、不正コピーを防止するために、金沢工業大学 知的財産科学研究センター長の杉光一成教授が考案し、株式会社アンクが開発した、コピペ判定支援ソフトです。
レポート、論文、著作物および報告書などの電子文書について、インターネット上の文章や他の電子文書から不正なコピー・アンド・ペーストが行われていないかどうかを簡単な操作で解析することができます。
(開発・販売会社である株式会社アンクのサイトから引用)
つづく
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「役所屋本舗」は、司法書士、税理士、行政書士・社会保険労務士と広報コンサルタントが「日本一役に立つ事務所」を目指します。
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