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2010年4月 6日 (火)

基盤人材確保助成金、一般労働者助成廃止

 4月1日から、中小企業基盤人材確保助成金の助成対象だった一般労働者への助成(1人30万円)が廃止になりました。

 (1)新分野進出、(2)生産性向上別の改正点は以下のとおりです。

(1)新分野進出
・一般労働者への助成(1人30万円)廃止(マイナス)
 基盤人材と一般労働者それぞれ5人まで対象だったため最高850万円だった助成金額は、150万円減の700万円(基盤人材5人×140万円)になります。
・特定地域(雇用失業情勢の改善の動きが弱い地域)への拡充措置廃止(マイナス)

(2)生産性向上
・一般労働者への助成(1人30万円)廃止(マイナス)
・小規模事業主への拡充措置廃止(マイナス)
・300万円以上の設備投資要件新設(マイナス)
・基盤人材への助成額を170万円に増額(現行140万円・プラス)
・基盤人材年収要件を60歳以上に限り400万円に減額(現行450万円)

 なお、(1)新分野進出と(2)生産性向上を併せ、助成対象となる基盤人材数は5人です。

 4月1日から1.1%だった雇用保険料率(一般の事業)が、1.55%に改正されました。
 うち、中小企業緊急雇用安定助成金(雇用調整助成金)などの「雇用安定事業」とキャリア形成促進助成金などの「能力開発事業」を併せた雇用保険二事業分の保険料率(全額事業主負担)は0.3%から0.35%に。増えた0.05ポイント分は雇用安定事業の財源になってしまったんでしょうね。

 つづく

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コメント

コスモさん

>なんやら巧妙な財源確保に見えて来るな~~

お見込みのとおりです^^;

>ところで、昨日の一件 処理しておきました。

ありがとうございます。
「詳しい行政書士の先生は?」と聞かれたG、
すぐコスモ先生の顔が浮かんでしまったので…
お手数をおかけしましたm(_ _)m

お~~っとっと

応援チャチャチャ!

なんやら巧妙な財源確保に見えて来るな~~

ところで、昨日の一件 処理しておきました。

この記事へのコメントは終了しました。

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