8月30日衆院選へ
きのう投開票が行われた都議選の結果は自民党の惨敗。全員当選の公明党と合わせても与党は過半数に届かず、民主党が都議会第1党に躍進しました。
「必勝を期して」と言うべきところで「惜敗を期して」と言い間違え(!?)てしまった麻生首相でしたが、惜敗どころか歴史的惨敗。
この結果を受け、麻生首相は衆議院を来週(21日以降に)解散、8月30日投開票で衆院選を行うと決断しました。
祖父の吉田茂首相は「ばかやろー解散」でしたが、孫の麻生首相の場合は「何解散」になるのでしょう…
TVでは石原都知事が「KY(空気が読めない)よりもっと重い責任がある」と発言していました^^;
ところで、きょうの日経新聞に、自営業者の方などが加入する国民健康保険(市区町村が運営)について、厚労省が中所得層が負担する保険料軽減の検討に入った、との記事が載っていました。
それによれば、「負担上限額を引き上げて高所得者に一層の負担を求め、これを原資に中所得層の保険料引き下げにつなげる。高所得者が少ない地方でも中所得層の負担を軽減できるよう、財政基盤が弱い市町村向けの交付金も増額する。」「現在の保険料上限は年間59万円。平均すると750万円程度の世帯所得で上限に達し、所得がそれ以上でも保険料は変わらない。厚労省はこれを引き上げることを検討する。中小企業の会社員が入る全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)と同じ年82万円とする案が有力で、これだと上限に到達する所得は約1050万円になる」とのこと。
厚労省は「与党や地方自治体などと協議し、2010年の通常国会への関連法案提出を目指す」考えですが、富裕自治体や高額所得者からの反発が予想され、総選挙の結果次第でどうなるかわかりません。個人的には「筋のいい案」だと思いますが…
つづく
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