協会けんぽの新保険料率決着
中小企業のサラリーマンなどが加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)の保険料率が、地域差0.11ポイントで決着しました。
初年度(今年10月から)の保険料率は、最も高い北海道が8.26%、最も低い長野県が8.15%に。
ちなみに1都3県は、東京都が8.18%、神奈川県が8.19%、埼玉県と千葉県が8.17%となります。
これは、これまで初年度の変化幅を5分の1とする案を自民党に示していた厚生労働省が、10分の1に圧縮する案を6日の自民党会合に提示し了承を得たため決まったものです。
しかし、5年間の激変緩和措置の初年度を10分の1に圧縮したことは、残り4年間の保険料率アップ幅の上昇をもたらすだけではなく、各都道府県の医療費抑制努力に水を差すことにも。
いずれにしろ、旧政管健保の保険料率8.2%(労使折半)が10月以降都道府県ごとに差が出るため、複数都道府県に顧問先のある社会保険労務士にとって、給与計算が煩雑になることは間違いありません。
つづく
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