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2009年1月13日 (火)

2009年問題

 自動車など製造業の現場を支えてきた派遣労働者や期間工の契約解除といった、いわゆる「派遣切り」が社会問題となっています。
 実は、「派遣切り」が問題となるかなり前から、2009(平成21)年に3年間の雇用期間が満了する大量の派遣労働者の扱いについては、製造業界では「2009年問題」として課題となっていました。

 製造業への労働者の派遣は、2004(平成16)年の労働者派遣法改正で認められました。当初1年間だった派遣期間も、2007(平成19)年の同法改正で3年間に延長されました。派遣期間の延長を見越した製造業界は、2006(平成18)年の偽装請負発覚を機に、労働力を「請負」から「派遣」へシフトしました。2006(平成18)年度の製造業への派遣労働者数は前年度の3倍以上になったと言われています。

 労働者派遣法に基づく指針には、派遣期間が3年間を超えた場合、再び派遣契約を行うためには一定期間(3か月間以上)おかなければいけないと定められました(「クーリング期間」と言います。)。このクーリング期間の労働力不足問題、これが製造業における「2009年問題」と言われてきたものです。
 
 しかし、厚労省が昨年9月26日付通達「いわゆる『2009年問題』への対応について」で、クーリング期間後の再派遣は労働者派遣法の趣旨に反するとし、派遣先会社(メーカー)に派遣社員を直接雇用するか請負に移行するかの二者択一を迫ることに。
 「労働者派遣は、臨時的・一般的な労働力需給調整の仕組みである」というのは確かに法の趣旨でしょう。でもこの通達が結果として「派遣切り」を増やすことになったのではないかと思えてなりません。

※「派遣」と「請負」の違い
 「派遣」は、派遣社員が派遣元企業と契約し、派遣先企業の管理下で働く雇用形態で、派遣先企業は派遣社員を指揮・命令することができます。
 一方「請負」は請負会社の現場責任者しか請負社員を指揮・命令することはできません。実態は「派遣」にもかかわらず雇用期限のない「請負」を装い、メーカーが請負社員を指揮・命令する「偽装請負」が違法行為として社会問題化しました。

おねぎのから揚げ

 おまけ
 写真は、風邪予防のため、行きつけのお店で食べた「おねぎのから揚げ」です。

 つづく

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コメント

派遣問題
私は、派遣そのものに疑問を抱いてます。
手配師を合法的に株式会社化させた法律と言い切ってます。

おまけの「おねぎのから揚げ」
作ってみます

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