簿記の苦手な行政書士・社労士開業準備中の方向けの書籍
行政書士・社労士開業準備中で簿記は苦手、という方のための本「個人事業者&フリーのための経理」を紹介します。
簿記は得意という方は、この後を読む必要はありません。
青色申告はしなけりゃならない、かといって簿記の勉強はしたくない、って方だけ続きをお読みください。
私が実務本を購入するときは、その本(初版)がいつ発行されたかを必ず確認します。原則として発行年月日の古い本は買いません。
その意味では、まず買わない本を今回は買ってしまいました(^o^;)
発行年月日が古くても(2002年9月発行)、これは使えるって思ったからです。
本のサブタイトルには「簿記がわからなくてもできてしまう!」「青色申告なんて簡単だ!」「1日5分でOK!」という魅力的な文字が並んでいます。それだけのことはあると思います。
著者は税理士の小林美津子さん。
実践編の「日々の経理」では、「開業資金や運転資金、借入金に関する取引」「経費に関する取引」など10分類された取引事例別にケースとそれに対する仕分のポイントが書かれており、その数101。これは役に立ちます(^0^)/
さらに「月末の経理」、「年末の経理」まで読めば青色申告ができるようになります。
簿記が苦手な士業予備軍の方は基本編から読んでください。「個人事業ってなんだろう?」から「パソコンを使えば経理はダンゼン楽になる」まで、とても易しく書いてありますから。
発行年月日が古いので、最新の税制改正情報などをネット等で必ずチェックすることをお忘れなく。
でも、会社を立ち上げる人はこのレベルじや全然ダメです。
ちゃんと簿記・仕訳・会計の本を何冊か読み、会計ソフトを導入したとしても、税理士などの専門家にお願いしないと確定申告は手に負えないと思います(自分でできる自信のある方、ごめんなさいm(_ _)m)。
つづく
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katsu-keiさん、書籍購入ありがとうございますm(_ _)m
Amazonへのリンクは、パートナーに「Gのブログは広報課時代のプレスリリースと同じで硬くてつまらない。画像や写真を入れれば読者も少しは読む気になるよ」って言われて入れているものなのに恐縮です。
実は私、学生時代、簿記・会計学が不得意だったんです^^;
行政書士・社労士事務所を開業し、合同会社を設立するので、もう一度勉強しなおそうと買った公認会計士の椿勲さんの「はじめての帳簿」が気に入り、「はじめてのシリーズ3部作」の残りの「はじめての簿記」「はじめての仕訳」を最近購入したぐらいです。
「はじめての仕訳」は勘定科目辞典として使えます。
「はじめての簿記」は「はじめての帳簿」と結構かぶってて、ちょっと困ったときの便利帳として使えそうかなと思っています。
投稿: ドン・キホーテ | 2007年3月11日 (日) 14時01分
こんにちは。katsu-keiです。お薦めの経理の本、こちらのページから!購入しました。
『行政書士こうすれば会計業務ができる』(ISBN:458753465X)とうい本も読んだのですが、税理士と行政書士の線引きについては参考になりましたが、しっかり自分の経理を管理できるところまでは……? という感じでしたので。
これまでも青色申告にはしてきたのですが、内職程度で、とても特別控除を利用するほどは稼いでいなかったため(M_M)、BS/PLもいい加減で、こづかい帳程度の帳簿管理でした。がんばります!
投稿: katsu-kei | 2007年3月11日 (日) 01時20分