07年度の国民負担率、39.7%と過去最高に
国民所得に占める税と社会保障負担の割合である国民負担率が、2007年度は06年度見込み比0.5ポイント増の39.7%と過去最高になることがわかりました。
4年連続の上昇で、バブル期の1989年度の38.4%を上回ることになるのだそうです。
財務省は、その理由を景気拡大に伴う法人税収増や所得税・個人住民税の定率減税廃止で、国税と地方税をあわせ約9兆8000億円増えるためとしています。
そういえば、きょう25日は民間の会社の給料日。
「なんか、手取りが増えたな~」と喜んだ方がいらっしゃると思います。
でも、喜んでいられるのも5月の給料日までですよ。
6月から所得税が減った分、住民税が増えたことを実感しますから。
えっ、そうなの???って
そうなんですよ。
所得税が減った分、住民税が増えるんです。
で、その切り替えが6月からなんですね。
ところで、07年度から住民税は一律10%(区民税6%・都民税4%)に変わります。
今までは5・10・13%の3段階でした。
そのため、年収の少ない人は増税に、年収の多い人は減税になるのです。
ちなみに、所得税率のキザミは、10・20・30・37%の4段階から、5・10・20・23・33・40%の6段階に変更になります。
いずれにしても、所得税と住民税の定率減税がなくなった分増税になってしまいますよね。
私、役所を辞めて4月から行政書士・社労士事務所を開業します。
で、年収は激減しちゃうと思うんですよ^^;
そこに、1年遅れで住民税が、それも増税されてかかってくるので、泣いちゃうでしょうね(T T)
つづく
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