若者・女性向け耐震補強イベント、始動
私が平会員として参加しているNPOの耐震補強委員会が今晩(4日夜)あった。
そこで、12月3日に開かれる耐震フォーラムを、今までのように国のお役人や超有名大学教授、研究所などのお偉いさんによる基調講演やパネルディスカッションをやるのではなく、若い人や女性をターゲットにしたイベントにしようという企画案が検討され、了承された。
今後30年間に首都圏でマグニチュード7クラスの大地震が起きる確率は70%。一方、1923年の関東大震災クラスの地震はまだ当分こない(あと200年ぐらい起こらない)。
実は、11年前の阪神・淡路大震災で亡くなった人のうち、8割以上が地震発生後15分以内に、家や家具などの下敷きになって死亡していたという事実をみなさんはご存知だろうか?
これまでも、国や地方自治体、私が所属するNPO(といっても私が何かしてきたわけではなく、つい最近まで私はただのボランティアでしかなかった)など市民レベルでさまざまな耐震補強の取り組みが進められてきた。
たまたま起こった姉歯建築士による耐震偽装問題を追い風に、国もさまざまな法改正や制度創設を行ってきた。
でも、なかなか耐震補強が進まないのが現実である。
そこでNPOの若手メンバーが動いた。
今晩のプレゼンは、ある区役所の女性職員によるものであったが、事前のコアメンバーに対するいい意味での根回しや、お爺ちゃんにもわかるようなビジュアルな説明が効を奏し、実現する運びとなった。
これは、期待できる。
首都圏で大地震がおきるまで、残された時間はわずか。
あなたの大事な家族、彼女・彼氏を地震で殺してはいけない。
この件については、企画が煮詰まり次第また報告する。
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